【婦人公論】なぜ冤罪事件は無くならない?元判事「いい加減な人はどの世界にもいるし、裁判官も同じ」袴田事件の悲劇からみる裁判官の現実
2025/04/15
裁判官の正体-最高裁の圧力、人事、報酬、言えない本音
井上薫 弁護士
2009年に裁判員制度が始まり、以前よりは裁判が身近になったとはいえ「自分には関係ない」と思っている方も多いのではないでしょうか。そのようななか、令和6年に再審無罪が確定した袴田巌さんの事件を例にあげ、「日本国民であるあなたは、捜査官が捏造した証拠に基づき死刑を執行される危険性を日々抱えたまま生きている現実を知らなければなりません」と語るのは、元判事で弁護士の井上薫さん。そこで今回は井上さんの著書『裁判官の正体-最高裁の圧力、人事、報酬、言えない本音』から一部引用、再編集してお届けします。
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