【京都新聞】社説:災害時のデマ SNS拡散前に熟考を
2024/01/11
それは正しい情報だろうか。「よかれ」と思って拡散する前に、いったん止まって考えたい。
能登半島地震による被害と混乱の中で、SNSを通して多くのデマが拡散された。
X(旧ツイッター)では、住所を書いて「息子が挟まって動けない」と救助要請した虚偽の情報が流され、「外国人窃盗団が被災地に集まっている」「人工地震の可能性がある」などの根拠のない流言が投稿された。
その情報を目にした第三者が拡散することで、消防や警察、被災地の自治体に問い合わせが相次ぐ事態となった。
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