【東京新聞】家族を引き裂く非人道的な入管行政...いまだに46年前の「マクリーン判決」が根拠 このままでいいの?
2024/01/22
日本で外国人との共生を阻む要因という批判が集まる判例がある。外国人は基本的人権も在留資格制度によって制限されるとの見方を示した「マクリーン判決」だ。46年前に出たにもかかわらず、裁判所はいまだに基準として重視し、出入国在留管理庁(入管庁)の強大な権限と外国人への過酷な処分にお墨付きを与えている。元最高裁判事から「早く見直さないと世界から取り残される」の声が出ている。(池尾伸一)
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