【ヒューライツ大阪】「まさに私のことだったー複合差別を学び、運動から得たエンパワメント」
2023/12/01
【アイヌ×女性】【 インタビュー 】
多原良子さん(「先住民族アイヌの声実現!実行委員会」代表、(一社)メノコモシモシ代表)にお話を聴きました。
-アイヌであることの自覚、思い出すアイヌの伝統料理
自分がアイヌであるという自覚は、特別に何かがあったわけじゃないのですが、やはりアイヌの家庭ですから。父も母も半分ずつアイヌの血を引いており、親戚もアイヌが多く、近所もアイヌが多いんです。それと母の兄弟や姉妹とか、いろんな人たちがうちに仕事を手伝いに来ていました。仕事が終わって夜になると、アイヌのいろんな話が始まるというか、叔母たちは辛い思いをしたこととかを話すんですね。そういう具合で自分もアイヌだっていうのはもちろんわかっていました。
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