【毎日新聞】夫の無実信じて60年 「差別が生んだ冤罪」再審叫び続け 狭山事件
2023/12/04
埼玉県狭山市で1963年5月に女子高校生が殺害された「狭山事件」から60年。罪に問われた石川一雄さんは「被差別部落への差別が生んだ冤罪(えんざい)事件」と訴え、再審を求めている。第3次請求は18年目を迎える中、その行方はいまだ見通せない。年明け1月には85歳を迎える。募る焦燥感......。そばで支えてきた妻の早智子さん(76)は悲痛な声を上げる。「司法は夫の死を待っているのか」と。【隈元浩彦】
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