【上毛新聞】ハンセン病患者の私的な情報を公開、遺族「わが事として考えて」
2023/10/12
重監房資料館(群馬・草津町)で企画展
戦前に岡山県のハンセン病療養所に入所していた木村仙太郎さん(1886~1941年)のカルテなどを展示した企画展が、群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」に隣接する重監房資料館で開かれている。今なお差別が残るハンセン病患者の私的な情報は通常は公開されないが、療養所から記録を入手した仙太郎さんの遺族が公開を決めた。遺族は「人権問題を広く知ってもらい、二度と繰り返さないための警鐘としたい」と語る。
続きを読む
↓