【弁護士ドットコム】ウィシュマさん事件から2年「人の命を奪った自覚なし」 悪化の一途をたどる「入管」に立ち向かう支援者
2023/03/06
スリランカ出身のウィシュマ・サンダマリさんが、適切な医療を受けることができないまま、名古屋入管の収容施設で命を落としてから、今日3月6日でちょうど2年を迎える。
昨年3月4日、彼女の一周忌を前に国家賠償訴訟が提起されて、同12月には、亡くなる直前のウィシュマさんの状況を映した5時間分のビデオが法廷で公開されることも決まった。
だが、生前のウィシュマさんを救おうとした名古屋の支援団体「START 外国人労働者・難民と共に歩む会」で顧問をつとめる松井保憲さんと学生代表の千種朋恵さんは「提訴から1年経つが、裁判が本題に入り、審理が始まるのはこれから」と話す。
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