【朝日新聞】ハンセン病患者の道具は語る 使う人と作る人、目指した普通のくらし
2022/08/18
ブリキと木の義足や、変わった形の食器類……。国立ハンセン病資料館(東京都東村山市)で、施設内で使われた道具などを紹介する企画展「生活のデザイン」が開かれている。強制隔離政策のもとで後遺症に苦しみながら、少しでもふつうの暮らしをと願った入所者らの暮らしぶりを物語る展示となっている。1万人以上いた全国13カ所の国立ハンセン病療養所の入所者が1千人以下になったいま、その歩みを道具が伝え続ける。
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