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【弁護士ドットコム】部落差別する側にも迫り、日本人の意識を浮き彫りにしたい 非当事者の映画監督が描いたリアル

2022/05/27


本来なかったのにあることにされ、今もあるのになくなったようにされている――。

 簡単には言い表せない「部落差別」をテーマにしたドキュメンタリー映画『私のはなし 部落のはなし』が公開中だ。3時間25分にもわたる長編で、差別を受けてきた当事者の苦痛や葛藤が伝わる作品となっている。

監督の満若勇咲さんは現在35歳で、京都府内で生まれ育った。大学生になるまで「部落差別」について意識することがなかったという。そんな満若さんが、どうして部落差別をテーマに映画をつくろうと思ったのか、本人に聞いた。(ライター・碓氷連太郎)

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