【琉球新報】社説:施政権返還50年(1)「4・28」から70年 自己決定権確立の日に
2022/04/28
サンフランシスコ講和条約の発効から28日で70年を迎えた。日本の独立と引き換えに、沖縄と奄美、小笠原が日本と切り離され米国統治が始まった日である。
沖縄はこの日を「屈辱の日」と呼んできた。自らの運命が日米両国によって決められたからだ。そして今年5月15日に沖縄の施政権が日本に返還されてから50年を迎える。しかし、施政権が返還されても米軍は駐留し続け、県民の人権と命が脅かされている。
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