【山陽新聞】愛生園「監房」2部屋 内部残る 崩落の恐れ、遺構保存へ計画案
2022/03/15
日本初の国立ハンセン病療養所・長島愛生園(瀬戸内市)で1930~53年に運用され、現在は土砂で覆われている懲罰施設「監房」跡について、NPO法人・ハンセン病療養所世界遺産登録推進協議会(同市)は14日までに、少なくとも2部屋が当時の状態で崩れずに残っていることを確認した。現在の監房内部の状況が明らかになるのは初めて。放置すれば崩落する恐れがあり、同協議会は人権侵害を伝える遺構として保存するための基本計画案をまとめ、国や自治体に働きかけていく。
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