【毎日新聞】ウクライナ危機 足元の「難民鎖国」政策の見直しを急げ
2022/03/14
稲葉剛・立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授
戦火や迫害から逃れた人々をホームレス化させてはならない
本年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、第二次世界大戦以降の欧州で最大の難民危機を引き起こしている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ウクライナから国境を越えて難民として避難した人は3月8日時点で201万人を超えており、数か月で400万人に達するとの見方もある。
続きを読む
↓