【東京新聞】社説:内密出産 母子の命守る法整備を
2022/02/02
妊娠を知られたくない女性が身元を伏せたまま出産できれば、医師らのケアを受けない孤立出産や乳幼児の遺棄、殺害を防ぐ手段となる。母子の命を守るために、いわゆる「内密出産」を可能とする法整備を検討すべきだ。
熊本市の慈恵病院(蓮田健院長)は一月、西日本在住の十九歳の女性の出産があったと公表した。女性は虐待する自分の親や、子の父である暴力をふるうパートナーを恐れ、妊娠を誰にも相談できないまま同病院に保護を求めた。
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