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【クーリエ・ジャポン】製薬会社と支援団体の献身的な取り組み

2021/12/06


HIV陽性者が抱える生き辛さ… 差別や偏見を乗り越え、自分らしく生きていくためには

 Text by Miho Otobe

12月1日は世界エイズデー。世界レベルでのHIV/エイズのまん延防止と、HIV陽性者らに対する差別や偏見の解消を目的に、WHOが1988年に制定したものだ。のちにエイズと呼ばれる症例がアメリカで初めて報告されてから今年で40年。かつて「死の病」として恐れられたエイズだが、治療薬の開発により、年々状況は改善してきた。

一方で、HIV陽性者は古い情報やイメージから生じる誤解や偏見に今も苦しみ続けている。世界エイズデーを機に、HIV治療の現状や、HIV陽性者が抱える悩みについて考えてみたい。

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