【西日本新聞】解説付き:部落、ネット公開は違法 「プライバシー侵害」東京地裁
2021/09/28
山口 新太郎、河野 潤一郎、一瀬 圭
全国の被差別部落地名リストのネット公開や書籍化は「差別を助長する」として、被差別部落出身者ら234人が川崎市の出版社「示現舎(じげんしゃ)」と代表の男性らにリスト削除や出版差し止めなどを求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。成田晋司裁判長は「出身者が差別や誹謗(ひぼう)中傷を受ける恐れがあり、プライバシーを違法に侵害する」として、被告側に該当部分の削除や出版禁止、計約488万円の損害賠償を命じた。
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