【東洋経済オンライン】「社会守る」精神病院で人権侵害が続発する大矛盾
2021/09/24
日本は認知症の強制入院を是とする国でいいのか
風間 直樹 : 東洋経済 調査報道部長
精神疾患により医療機関にかかっている患者数は日本中で400万人を超えている。そして精神病床への入院患者数は約28万人、精神病床は約34万床あり、世界の5分の1を占めるとされる(数字は2017年時点)。人口当たりで見ても世界でダントツに多いことを背景として、現場では長期入院や身体拘束など人権上の問題が山積している。日本の精神医療の抱える現実をレポートする連載の最終第13回後編。
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