【朝日新聞】「男は仕事、女は家庭」は崩壊 NTTの新たな「転勤モデル」の行方
2021/09/30
NTTが今後はリモートワークを基本とし、全国にサテライトオフィスを設けて2022年度以降、転勤や単身赴任をなくしていく方針を発表した。国内外に32万人の従業員を抱えるNTTグループが打ち出した大きな働き方改革をどう見るか、働き方や人材管理に詳しい2人の識者に聞いてみた。
山田久・日本総研副理事長「リアルとの組み合わせが課題」
女性の就労が若い世代を中心に本格的に進み、男性が働いて女性が家にいる家族モデルが崩れてきている。転勤はそのモデルとセットになってきたが、今は共働きが多いために単身赴任を余儀なくされるケースが増え、個人にとっての転勤のコストが大きくなっている。
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