【西日本新聞】部落差別で2度の破談...地名リストのネット公開に感じた恐怖「必ず差別に使われる」
2021/09/27
山口 新太郎、森 亮輔
全国の被差別部落の地名リストが2016年、インターネット上に公開された。被差別部落の出身者ら248人は、リストを掲載した神奈川県の男性らを相手に、情報の削除を求めて東京地裁に提訴。27日に判決が言い渡される。原告側は「差別の道具にしかなり得ない」と主張し、被告側は「学術目的だ」と反論する。制限のない被差別部落の情報開示は新たな差別を生みかねず、裁判所の判断が注目される。
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