【弁護士ドットコム】「第2、第3のウィシュマさんを出しては絶対にダメ」 直木賞作家・中島京子さんが新作に込めた思い
2021/09/21
直木賞受賞作の『小さいおうち』、昭和の一軒家に4世代8人が同居する『平成大家族』、そして映画化もされた『長いお別れ』など、これまでさまざまな家族を描いてきた小説家の中島京子さん。
新刊『やさしい猫』は、職場の事情で就労ビザを延長できず、入管に収容されてしまったスリランカ人のクマさんことクマラさんと再び一緒に暮らすため、裁判を起こして奮闘する妻のミユキさんを、彼女の娘マヤの視点で描いた長編小説だ。
続きを読む
↓