【毎日新聞】ハンセン病の偏見差別、再入所者「和らいだ」4割弱止まり 民間調査
2021/07/13
1996年の「らい予防法」廃止から25年を迎えるにあたり、全国のハンセン病療養所の入所者や退所者、再入所者を対象に意識調査をしたところ、社会の差別偏見について「とても和らいだ」「少し和らいだ」と答えた人が入所者と退所者ではそれぞれ6割を超えた。一方で、一度社会復帰をしたが療養所へ戻った再入所者では4割弱にとどまった。調査した社会福祉法人ふれあい福祉協会は「社会復帰を試みたが、再入所せざるを得なかった状況は筆舌に尽くしがたい過酷なものであったに違いない」と指摘している。
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