【タウンニュース】今なお続くヘイトスピーチ・デモ「不公正な社会を正し、差別をなくす」
2021/05/10
神奈川新聞記者 石橋学さんインタビュー
川崎市内で今なお繰り広げられるヘイトスピーチ(差別と憎悪の扇動表現)・デモ。その現場を取材し続け、レイシスト(差別主義者)と対峙しているのが神奈川新聞の記者・石橋学さんだ。その現状と課題、取材のあり方についてインタビューした。
「条例を使いこなせていない」
JR川崎駅前などヘイトスピーチ・デモの現場では、大勢の警察官に守られたレイシストたちが日の丸や旭日旗を掲げて演説を行い、道行く人たちは迂回を余儀なくされているのを目にする。「さんざん繰り返されてきたひどい差別がまだ続けられているという事実だけで、在日コリアンをはじめとしたマイノリティーの市民たちはとても傷ついている」と石橋さんは指摘する。
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