【東京新聞】<炎上考>ジェンダー不平等を女性の個人的努力の問題にすり替えたパイ投げ動画広告 吉良智子
2021/04/09
毎年話題を呼ぶ、西武・そごうの正月広告。クリエイティブさが特徴なのだが、2019年の動画広告は批判が集まった。映像には、俳優の安藤サクラが演じる女性が登場。周囲から次々とパイが投げつけられる中を歩いていく。そこに「女だから、強要される。女だから、無視される。女だから、減点される」というセリフが流れる。その前年の財務次官のセクハラ問題や、医大の女子受験生への減点操作を想起させる言葉だ。
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