【ル・モンド・ディプロマティーク】先史時代の女性を闇から救い出す
2021/03/11
マリレーヌ・パトゥ=マシス(Marylène Patou-Mathis)
フランス国立科学研究センター 部長
訳:一ノ倉さやか
全世界的に男女平等、女性の社会進出が謳われて久しいが、昨今のニュースを見渡せば到達には程遠い。本記事は「かつて母権制は存在したのか?」「男性優位の社会はいつ生まれたのか?」を議論の中心に「第二の性」の役割について、歴史的・科学的根拠を織り交ぜながらレヴィ=ストロース等19世紀~20世紀欧米知識人による考察を紹介する。[日本語版編集部]
(仏語版2020年10月号より)
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