【弁護士ドットコム】「暴力の根絶に努める」柔道指導で失神、全柔連が被害者と和解 相談対応など改善約束
2021/02/09
指導中の事故をめぐり、福岡市の親子が全柔連(全日本柔道連盟・東京都文京区、山下泰裕会長)を訴えていた裁判で、両者が2月9日、東京地裁で和解した。父親らが同日、会見で明らかにした。
全柔連が暴力の根絶に努めること、コンプライアンスホットラインについての関係規則を1年以内に改正すること、通報を受けたとき、双方の意見を十分に聴取すること。改善に向けた取り組みの内容をウェブサイトに掲載するなどして、透明性を持たせることなどが盛り込まれた。慰謝料330万円の請求は放棄した。
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