【福島民友新聞】社説：県警が新課 虐待とＤＶ撲滅の中枢担え
2021/02/03
県警は新年度、ドメスティックバイオレンス（ＤＶ）や児童虐待、少年犯罪などを一元的に担う少年女性安全対策課を新設する。少年事件を扱う少年課を発展的に改組して、これまでほかの課が担っていた人の安全に関わる事案への対応に当たる。
課を新設する背景にあるのは、主に家庭内で発生する事件の増加だ。昨年のＤＶの認知件数は２０１６年から１．４倍に増えて９８２件、警察から児童相談所への児童虐待の通告件数は同年の２．２倍に当たる１２７１件に上る。
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