【毎日新聞】#自助といわれても
2021/01/05
「8050問題」 ひきこもりの弟と向き合う姉「駅のホームで意識を失った」
61万3000人--。内閣府が2019年に発表した全国の40~64歳のひきこもりの推計だ。ひきこもりの子と親が高齢化し、生活に困窮する「8050問題」の深刻化が叫ばれて久しい。記者は、ひきこもりの当事者ではなく、彼らを支えるきょうだいが集まる会合に出かけ、そこである女性と出会った。彼女は「私がすべてを解決しなくてはならないと思い、うつ状態になりました」と打ち明けた。一体何があったのか。女性の苦悩に耳を傾けた。【待鳥航志/統合デジタル取材センター】
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