【弁護士ドットコム】同一労働同一賃金といっても、日本企業に「ジョブの格付け」までやれるのか 最高裁判決から考える人事制度のあり方
2020/11/16
2020年10月、正社員と非正規雇用労働者の同一労働同一賃金に関する最高裁判決が立て続けに出されました。大阪医科大学(現大阪医科薬科大学)事件(10月13日)、メトロコマース事件(10月13日)、日本郵便事件(10月15日)の3件です。
注目されたのは、正社員と非正規雇用労働者の待遇差について、大阪医科大学事件とメトロコマース事件では「不合理ではない」と判断しながら、日本郵便事件では「不合理」としたことにあります。
今回、社会保険労務士及び人事制度ジャーナリストの立場で今後、企業で対処すべき方向性について考察していきます。(坪義生)
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