【沖縄タイムス】「差別には黙らない」6年続く"ヘイト街宣"を阻止 木陰に生まれた交流の場
2020/10/02
[反ヘイト 高まる気運](1)
かつて陰湿なヘイトスピーチに染められていたガジュマルの木陰に今、鮮やかな「NO HATE」の旗が翻っている。
毎週水曜日の那覇市役所前で、約6年前から続いてきたヘイト街宣。主催者は新型コロナウイルスの感染が拡大する中、「中国人は歩く生物化学兵器」などと叫び、差別と暴力の扇動を加速させた。
5月の本紙報道を読んで危機感を抱いた市民が、対抗する行動「カウンター」をツイッターで呼び掛けた。それまで多くても数人だったのが毎週20人近く集まるようになり、街宣主催者は現れなくなった。
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