【河北新報】社説:少年法の改正論議/18、19歳の位置付け明確化を
2020/08/25
少年法の適用年齢を議論してきた法制審議会(法制審)の部会は、18歳未満に引き下げる判断を見送る一方、18、19歳の処分を厳罰化するとした要綱案をまとめた。引き下げの是非を巡る考え方は多角的で法制審内でも意見が割れており、折衷案で一応の決着をつけた格好だ。
民法上の成人年齢は2022年4月、18歳に引き下げられる。要綱案はそれを前提に、18、19歳は未熟な部分があり、18歳未満とも20歳以上とも異なる取り扱いをすべきだと提言した。
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