【WEB論座】「介護」は自発的な意思でなされるべきだ~相模原殺傷事件後の世界
2020/07/22
金滿里さんに聞く【前編】~いまこそ「家族」を、「社会」を問おう
岩城あすか 情報誌「イマージュ」編集委員
裁判は結審したが、何も語られていない
2020年7月26日、戦後最悪の大虐殺事件から4年を迎える。
1月8日の初公判から、被告に死刑判決が言い渡される3月16日まで、わずか67日。閉廷後の記者会見で被害者の父親は「事件の本当の背景は最後までわからなかった。もやもやしたまま結審し、判決に至った」と語ったが、戦後最悪のヘイトクライムがどのようにして起こったのか、被告がどのような人物や言論の影響を受け、犯行へと至ったのか。詳細な背景はほとんど明らかにされなかった。
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