【Rolling Stone Japan】白人アクトが黒人を踏み台に ポップミュージックにおける「搾取と強奪」のシステム
2020/07/01
Elias Leight
70年代以前、メジャーレーベル各社は黒人アーティストによる音楽を軽視する傾向にあった。第二次世界大戦の最中、レコードの素材が不足した際に、レーベル各社が特定の音楽を優先したことは、業界のそういった姿勢をはっきりと示していた。「ブルース、ジャズ、ゴスペル等の専門的分野は予算が大幅に削られ、事実上メジャーレーベルから見放されてしまった」Garofaloのエッセイにはそう記されている。
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