【西日本新聞】社説:強制不妊訴訟 旧法の違憲性裁いてこそ
2020/07/20
国が誤った法律によって非人道的行為を続けた責任と被害の重さを直視した判決とは言い難い。むしろ、司法への期待に背を向けた結論ではないか。
旧優生保護法の下で不妊手術を強制された男性が国に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁が先日、訴えを棄却した。
男性は1957年、14歳の時に何の説明もないまま手術を施され、60年にわたり身体的、精神的苦痛を背負わされたとして2018年5月に提訴した。
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2020/07/20
国が誤った法律によって非人道的行為を続けた責任と被害の重さを直視した判決とは言い難い。むしろ、司法への期待に背を向けた結論ではないか。
旧優生保護法の下で不妊手術を強制された男性が国に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁が先日、訴えを棄却した。
男性は1957年、14歳の時に何の説明もないまま手術を施され、60年にわたり身体的、精神的苦痛を背負わされたとして2018年5月に提訴した。
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