【毎日新聞】やまゆり園の虐待調査、コロナに乗じて闇に? 神奈川県の中止宣言に疑問の声
2020/06/25
新型コロナウイルス禍が続く中、障害者施設の虐待調査がうやむやにされようとしている。4年前に大量殺傷の舞台となり、昨年秋に新たに虐待の疑いが浮上した神奈川県立「津久井やまゆり園」(相模原市)。県が5月18日に突然、虐待に関する検証の中止を表明し、関係者に疑問の声が広がっている。植松聖死刑囚(30)の裁判の判決では、植松死刑囚が「重度障害者は不要な存在」と考えることにつながった背景として、職員による入所者への不適切なふるまいなどがあったと指摘。事件の教訓を福祉の現場で生かすためにも、実態解明が求められている。【上東麻子/統合デジタル取材センター】
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