【西日本新聞】差別や偏見恐れ...ハンセン病補償法、家族申請伸びず 厚労省推計20%
2020/05/25
施行から半年
昨年11月に施行されたハンセン病元患者家族補償法に基づく補償金の受給申請者数が、厚生労働省が推計するハンセン病元患者の家族数(約2万4千人)の約20%にとどまっていることが分かった。元患者の家族であることを周囲に知られかねないとの不安から申請をためらう人が少なくないとみられる。法施行から半年がたち、差別と偏見の解消や制度の周知といった課題が改めて浮き彫りになっている。
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