【WIRED】感染拡大を防ぐには、位置情報による"監視"も許される? 新型コロナウイルス対策の有効性と倫理
2020/04/09
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、グーグルとフェイスブックがユーザーの位置情報データを政府と共有する検討を始めた。人々の移動パターンを割り出せればウイルスの拡散に歯止めをかけられる可能性が高いが、その実効性や倫理的な課題、プライヴァシー保護などが議論の的になりそうだ。
TEXT BY WILL KNIGHT
TRANSLATION BY CHIHIRO OKA
グーグルとフェイスブックは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を食い止めるために、数百万人に上るユーザーの位置情報データの利用を検討している。感染拡大の状況を把握するだけでなく、6フィート(約2m)の距離を置くといった呼びかけが機能しているか調べるためだ。
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