【信濃毎日新聞】社説:同性婚の法制化 一歩を踏み出すときだ
2020/03/30
伊那市出身の20代後半の男性は同性のパートナーと東京で同居して1年半になる。祖母が最近亡くなり、身近な人の死に、自分の身にもしものことがあったらと不安に駆られたと話す。パートナーは法的に家族としては扱われない。周りの人たちが彼の存在を尊重してくれるのかも心配だ。
2人の関係を知らない親族もいる場に、連れだって出向くのはためらいがあり、祖母の葬儀にパートナーは参列しなかった。一段落してから2人で墓参りをしたとき、互いの存在を誰にも分かってもらえるよう、公正証書を残しておこうかと話したという。
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