【弁護士ドットコム】「取材先と寝てでもネタを取れ」メディアのセクハラ問題、女性記者たちの模索
2020/03/10
「取材先と寝てでもネタを取れ」「いいねえ、愛人にしたいなあ」「おまえ、キンタマつかめるか」ーー。本の帯には、「伊藤詩織さん推薦!」の背景にそんなセリフが並ぶ。
100人超の会員が所属する「メディアで働く女性ネットワーク(以下、WiMN)」が編著『マスコミ・セクハラ白書』(文藝春秋)を刊行した。そこに書かれていたのは40年以上にも及ぶ、女性記者に対するセクハラの真実である。
今年3月6日には、静岡県警本部の安全対策などを担当する警視(54歳)が、昨年末と2月の2回にわたり、女性記者の体を触るなどのセクハラ行為をしたことで、所属する報道機関が抗議。県警が処分を検討していることが公になっている。
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