【西日本新聞】大崎事件、第4次再審を請求 92歳女性の弁護団、新証拠提出
2020/03/31
鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった大崎事件で、一貫して無実を訴えてきた原口アヤ子さん(92)の弁護団が30日、鹿児島地裁に第4次の再審請求を申し立てた。新証拠として、被害者の死因と死亡時期に関する医学鑑定書と、関係者2人の供述を分析した鑑定書などを提出。「大崎事件は殺人事件ではない」としている。
原口さんは捜査段階から関与を否定したが、確定判決は男性の死因を窒息死とし、共犯とされた元夫や親族らの自白などを根拠にタオルで絞殺したと認定。原口さんは懲役10年の判決を受け、服役した。
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