【WEZZY】ネットに溢れるヘイトスピーチや誹謗中傷、差別する側の「表現の自由」が、差別される側の自由を奪っている
2020/01/20
インターネットはもはや生活必需品。スマホやパソコンは生活を便利にするツールだが、ネットの掲示板やSNSには悪意ある言葉が溢れ返っており、個人への誹謗中傷が目につくことは私たちにとって日常だ。
ネット掲示板やSNS上で見ず知らずの他者から暴力的な言葉をぶつけられた経験がある人も少なくないだろう。
2016年には、外国人へ向けられる差別煽動表現をなくすことを目指したヘイトスピーチ解消法(本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消)が施行されたものの、ヘイトスピーチ自体を禁止する法律ではなく、現状には課題が残っている。
こうした状況を踏まえて、昨年12月4日に「ネットと人権法研究会」はネット上の人権に関するセミナーを開いた。
続きを読む
↓