【静岡新聞】女性とスポーツ(番外編)競技機会や環境平等に 谷口真由美さん
2020/01/23
東京五輪が迫る中、日本の女性と競技スポーツをめぐる環境には、どのような課題があるか。袋井市の総合型スポーツクラブ 「アザレア・スポーツクラブ」理事で国際人権法学者の谷口真由美さん(44)に、現状や本番への期待を聞いた。
-現状における女子のスポーツ競技の課題は。
「競技団体の役員や指導者が男性に偏っている問題は大きい。女性競技の団体ですらまだまだ男性役員が多い。現在は監督もコーチも圧倒的に男性が多い環境が大半で、その中でのスポーツ特有の強い上下関係は、体罰やセクハラにもつながりやすい。現場の男女のバランスは重要だ」
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