【まいどなニュース】被災地で起きたDVや「性被害」はなぜ伝えられなかったのか
2020/01/17
…阪神・淡路大震災25年、根深い理由
広畑 千春
「ここは女性しかいないんですよね。それなら…」。25年前、阪神・淡路大震災から半年後に開いた女性対象の集まりで、その女性は重い口を開いた。
女性はシングルマザーで、仮設住宅で暮らしていた。幼い子どもを抱え頼る人もない中、初老の男性が何かと世話を焼いてくれた。「親切なおじいちゃん」と感じ、お礼に夕食に誘うと、態度は豹変し、「抱かせろ」と迫ってきたという。「悔しくて…」と唇をかむ女性は、「警察にちゃんと届けたの?」と聞かれ、一瞬押し黙った後、目に涙をため、言った。
「そこでしか生きていけないときに、誰にそれ(被害)を語れと言うんですか…」
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