【東京新聞】「人権尊重されていない」31% 都世論調査、前回比9ポイント増
2020/01/10
都が実施している「都民生活に関する世論調査」で、「人権が尊重されている社会だと思うか」への回答が、「思わない」が前回比9ポイント増の31%となり、「思う」が同11ポイント減の64%となった。人権を巡る社会状況に、危機感が強まっている傾向がうかがえる結果となった。前回調査は2013年度。
「関心ある人権問題」について、複数回答で選択肢から選んでもらったところ、「インターネットによる(誹謗(ひぼう)中傷や差別助長などの)人権侵害」を選んだ人が43%と前回より12ポイント上昇し、「プライバシーや個人情報の流出・漏えい問題」も43%で15ポイント上昇した。これらの意識が反映したとみられる。
続きを読む
↓