【北海道新聞】社説:<多様性の時代に>2 アイヌ文化を学ぶ大切さ
2020/01/06
先住民族のアイヌ民族とあとから移り住んだ和人が数多く暮らす北海道は、日本における多文化共生社会の先進地となり得る。
北海道や千島列島、樺太(サハリン)で生まれ、育まれたアイヌ文化が根付き、和人の文化と多くの接点を持っているからだ。
国連の先住民族の権利に関する宣言は「先住民族の知識、文化および伝統的慣行の尊重は、持続可能で衡平な発展と環境の適切な管理に寄与する」としている。
こうした理念を日本が国際社会の一員として実現する上で、北海道は重要な役割を果たすだろう。
続きを読む
↓