【朝日新聞】「出版界はアイヒマンだらけ」業界取材の第一人者が憤る
2019/12/26
『私は本屋が好きでした』
過去形のタイトルが付けられた新刊本が、書店関係者の間で物議をかもしている。
それもそのはず、著者は、ライターの永江朗さん。書店の取材を三十数年続け、出版業界取材の第一人者ともいわれる人物だ。韓国や中国への敵意をむき出しにしたヘイト本が書店に居並ぶ舞台裏を探ったうえで、出版業界をナチスの幹部になぞらえて「アイヒマンだらけ」と厳しく批判した。
業界をざわつかせるような本を、なぜ書いたのか。本人に尋ねた。
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