【西日本新聞】旧優生保護法のもと強制不妊 聴覚障害の高齢夫婦が国に賠償請求
2019/12/25
旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を受けさせられたのは、憲法が定める幸福追求権などを侵害して違憲だとして、耳が不自由な福岡県の80代男性とその70代の妻が24日、国に2千万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴した。旧法を巡る同種の訴訟は福岡では初めて。全国の原告数は計24人となった。
原告の2人は提訴後、福岡市内で手話通訳を介して記者会見。妻は「子どもができずに寂しい思いをした。耳が聞こえず、職場では物を投げられることもあった。国には謝罪してほしい」と訴えた。
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