知り合いが霊感商法の被害に遭ったようだ
知り合いが霊感商法の被害に遭ったという話を耳にしました。霊感商法とはどんなものなのですか。
霊感商法とは、家族の病気等の不幸を聞き出して、「先祖のたたりで不幸になる」「祈祷すれば運が開ける」などど言い、高価な印鑑や壷、健康食品などを買わせたり、高額な祈祷料を払わせる商法です。1000万円以上の被害に遭った人もいます。
こうした商法のなかには訪問販売やアポイントメントセールスなど「特定商取引法」の規制対象になり、クーリング・オフできるものもあります。けれども不特定多数を対象とした新聞の折り込み広告によって勧誘している場合などは、この法律の対象外です。
被害が高額になるだけでなく、精神的な被害を伴うケースもあるので、気をつけることが大事です。
もし、被害に遭っでしまったら、早めにお住まいの市町村などの消費生活センターや消費生活相談窓口に相談してください。