ダイヤルQ2の業者から料金を不当請求された
"昨日、ダイヤルQ2の業者から「9ヶ月前に利用した」と電話情報提供料を請求されました。利用料6,000円、調査料25,000円、再請求料7,000円、合計38,000円の支払いを求められました。確かに何度かサービスを利用しましたが、その都度きちんと支払ってきました。9カ月も前の話をされても、その日に利用したかどうかもわかりません。支払わなくてはいけませんか。"
利用していないものは支払う必要はありません。あなたが利用したかどうかを証明する責任は業者にあります。もし利用していて未払いだったとしても、利用料と遅延金(年利6%以内)を支払えばいいでしょう。
電話回線を通して情報を提供する電話情報提供サービスには、ダイヤルQ2やツーショットダイヤルなどがあげられます。ダイヤルQ2の場合、利用料はいったん大手電話会社を通じて請求されますが、支払いを拒否すると、情報提供業者が直接利用者に請求します。ツーショットダイヤルの場合は、まず業者に電話番号などを登録し、暗証番号などを使って利用します。利用料は他の電話機を使用したときでも、事前に登録した電話番号に請求される仕組みです。
また、利用した覚えのない情報提供料を請求されるケースの相談がたくさん寄せられています。外聞をはばかって請求に応じてしまう消費者が多いようですが、一度支払うと、その後も次々と請求が届く恐れがあります。利用していないなら毅然とした態度で支払いを拒否しましょう。
利用した場合でも、情報提供業者以外の業者が債権回収業者と名乗って利用料の支払いを求めるケースもありますが、情報提供業者から債権譲渡をしたと通知されていなければ支払いを拒否できます。