セクシュアル・ハラスメントの被害に遭った人は、ショックで気持ちの整理がつかないままでいたり、「誰力に相談したいけど信じてもらえるだろうか」「周囲の人に知られると働きづらくなるのではないか」「周囲に相談したことを相手に知られたら、嫌がらせや仕返しをされないか」など、多くの悩みを抱えています。まずはそのような被害者の状況を理解し、信頼されて相談されたことを真摯に受け止めてください。
次に・嫌がらせや仕返しといった二次被害を起こさないため、相談者のプライバシー保護には十分な注意を払いながら、事実確認や何らかの対処を行なってください。そして、このようなことが再び起きないよう、全社的にセクシュアル・ハラスメントに対する共通認識をもてるような対策を、他の管理職たちと話し合ってみてください。