子どもを一方的に怒るばかりの先生
小学5年生の娘の担任は子どものことを理解しないまま、一方的に怒ってばかりのように思います。親として納得いかないのですが、どう伝えればいいのでしょうか。
まず、担任とできるだけ多く話をしてみてください。担任がどのような考えやかかわり方で子どもたちとの関係を築こうとしているのか、あるいは今、どのような力を子どもたちにつけさせようとしているのかを、学級懇談会・学年懇談会・授業参観などをとおして見ていくことから始めてください。そのうえで疑問に思うところやわかりにくいところがあれば、お互いの考えを出し合いましょう。
担任に子どものストレートな反応や意見を代弁して伝えることも大切です。担任が良かれと思って取り組んでいることが子どもには伝わらず、誤解が生まれることもあります。担任の注意が多い(怒っていることが多い)という子どもたちの反応を伝え、担任の意図や考えも聞き、親としての思いも素直に伝えましょう。
担任も、一人ひとりの子どもたちの良いところを見つめながら、共感的な人間関係を築いていきたいと考えています。子どもたちのすてきな様子を互いに話し合うという視点で会話を増やし、コミュニケーションを密にしていきましょう。
また、クラスや学年の他の保護者と情報を交換し合ったり、自分の考えを伝え合うことも大切です。そうして出てきた保護者の考えを学校側に伝えていくことも有意義です。