お近くに障害者福祉関係の施設があれば、そこに直接尋ねてみてください。そういった施設をご存じでない場合は、ボランティアのコーディネートをしている各市町村の社会福祉協議会に問い合わせをしてください。
ボランティアをする際の心構えですが、まずボランティアといえども安易な気持ちで取り組むことのないようにしてください。特に、相手の方はボランティアを前提として行動計画をたてていますので、急な予定変更はできるだけ避けてください。また、ボランティアは良いことには違いないのですが、決して「?してあげる」という気持ちで接することのないようにしてください。ボランティアをするあなたと相手はあくまで対等な立場なのです。
さらに、相手の方が障害をもっていたとしても、その人個人を尊重する姿勢を大切にしてください。「○○障害者の△△さん」ではなく、「△△さんは○○という障害をもっている」というふうに、障害がその人に先んじて存在するのではなく、あくまでもその人がもっている一つの特徴にすぎない、ということを肝に銘じてください。思い込みで接することのないよう、わからないことがあれば本人にどんどん聞くようにしましょう。